歯周病は症状がなく進行することが多く、気が付いた時には歯がグラグラとなり抜歯となる場合が多いです。
歯周病の治療は「元に戻す」ではなく「これ以上歯周病が進行しないようにする」が基本的な考え方です。その為、正しい歯磨きを継続する事が大切です。
他歯科医院で抜歯と言われた状態でも、様々な方法で歯の保存が可能な場合があります。
やはり、ご自身の歯で食べるお食事が一番美味しいですしね。
こばやし歯科医院では、Er:YAGレーザーやCGF・AFGといった最新機器を積極的に取り入れています。
ただし状態によっては歯を支える組織の再生療法により、歯周病により抜歯と言われた歯を残せることもあります。方法は様々ですが、例として「エムドゲイン」というお薬を使用した歯周再生療法の例を挙げてみます。
歯周病で喪失した歯槽骨を再生させ、健康な状態に回復させるお薬です。
エムドゲインゲルの主成分(エナメルマトリックスデリバティブ)は、子供の頃、歯が生えてくる時に重要な働きをするたん白質の一種です。
現在の科学水準に基づく高い安全確保の下、幼若ブタの歯胚から抽出精製したもので、世界39カ国で使用されています。
根面に付いている歯石や感染した歯肉を取り除きます。
再生療法には様々な方法がありますので、最適な方法をご提案させて頂きます。
【ご注意】歯周再生療法は、100%正常な歯周組織の再生が期待できるものではありません。
大きな揺れのある歯や骨吸収の程度や形態によっては適応とならない場合もございます。
詳しいことは検査を行ってご説明させて頂きます。
再生の程度・期間等に関しましてはスタッフにお尋ね下さい。また、術前のCT撮影が必要になる場合もあります。
リグロスというお薬は新薬であるため、安全性が確認されるまでは当医院での使用は基本的に行わない予定です。
院長は「日本歯周病学会」「日本再生歯科医学会」会員です。
歯肉の色や歯肉形態や歯肉退縮の治療を行っています。詳しくはこちら