日本の睡眠時無呼吸症候群の潜在患者数は300万人以上!?
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、眠っている 間に呼吸が止まる病気です。
この病気が深刻なのは、寝ている間に生じる無呼吸が、起きてい るときの私たちの活動に様々な影響を及ぼすこと。気付かないう ちに日常生活に様々なリスクが生じる可能性があるのです。
居眠り運転の経験「あり」と答えた人は5倍以上!
睡眠時無呼吸症候群(SAS)によって生じる日中の眠気は、判断力・集中力や作業効率の低下を招きかねません。SASや睡眠障害によって生じる経済的損失が3.5兆円になるとの試算もあるように、交通事故をはじめ医療事故・産業事故などにもつながれば社会的リスクも重大です。
SASによる居眠りは、仕事中や運転中にも悪影響を与えかねません。
「運転中の眠気」の経験割合は、非SAS患者と比較してSAS患者で4倍(40.9%)、「居眠り運転」ではなんと5倍(28.2%)という調査結果も示されています。
①CPAP
CPAP療法の原理は、寝ている間の無呼吸を防ぐために気道に空気を送り続けて気道を開存させておくというもの。
CPAP装置からエアチューブを伝い、鼻に装着したマスクから気道へと空気が送り込まれます。
②歯科装具(マウスピース)
スリープスプリントとも言われています。下あごを上あごよりも前方に出すように固定させることで上気道を広く保ち、いびきや無呼吸の発生を防ぐ治療方法です。中等度までの閉塞性睡眠時無呼吸症候群に比較的効果があります。
作製は、SASについての知識があり、マウスピースや口腔内装置を作り慣れている専門の歯科医にお願いするのが良いでしょう。
こばやし歯科医院の院長は千葉大学病院で数多くのスリープスプリントを作成してきました。
下の装置は院長も使用しております。(自由診療用のマウスピースで装着委しても口を開けることが可能です)